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インフルエンザに気をつけよう!

インフルエンザに気をつけよう!

監修:岡山大学病院 感染症内科 教授 草野 展周先生

これってまさかインフルエンザ?

風邪もインフルエンザもウイルスによる感染症ですが感染力の強さ・症状などに違いがあります。
インフルエンザは、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られますが、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。

インフルエンザ症状

毎年流行るインフルエンザ

現在、A/H1N1亜型とA/H3N2亜型、B型の3種類が世界中で流行しています。日本でも例年11月~4月に流行します。ウイルスは年々変化しているため、以前に感染した人もまた感染してしまい、大きな変化があれば大流行し、症状も重くなります。

インフルエンザの検査

インフルエンザの検査は簡単な検査です。
インフルエンザの検査は、検査の材料を鼻の中から綿棒でぬぐい取るだけで簡単に行うことが可能です。
検査の時期は熱が出て12~48時間がベストです。(発熱の出現直後は陰性になることがあります)検査の結果も10~20分くらいで分かります。
インフルエンザの流行時は、38℃以上の発熱があったら、早めに病院や医院を受診しましょう。インフルエンザ感染の診断は検査結果および臨床症状を考慮して医師が総合的に判断します。


インフルエンザの検査

出席停止等の法的な基準が設けられています。

インフルエンザは学校保健安全法によって管理を受ける学校伝染病のひとつです。
発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで出席停止が求められています。

インフルエンザの治療薬

治療薬としては、抗インフルエンザウイルス薬があります。適切な時期(発症後48時間以内)から服用を開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮されます。ただしその効果は症状が出はじめてからの時間や症状により異なります。また使用する・しないは医師の判断になりますので、医師にご相談ください。

インフルエンザの予防

インフルエンザの予防

効果的なの?インフルエンザワクチン

インフルエンザの感染や発症を完全に防ぐことはできませんが、ウイルスによる重篤な合併症や死亡を予防し、被害を最小限にとどめることが期待できます。
ワクチンは効果が現れるまでに通常約2週間程度かかり、約5ヵ月間その効果が持続するとされています。
12月上旬までには摂取を済まされることをお勧めします。

インフルエンザの予防
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